コンパスグループ 100店舗達成のお知らせ

デイサービスにおけるリハビリ体操とは?

デイサービスにおけるリハビリ体操風景

 デイサービスは、近年利用者さんのさまざまなニーズに応えるべく、サービス内容をはじめ、対象者を拡大して一人ひとりにあったサービス提供をできるよう常に進化しています。そんな中でも、機能訓練を取り入れている施設は大変多く、言葉は聞いたことあるけど、実際どのようなことをするのか?どのような効果が期待できるのか?ご存知の方は少ないのではないでしょうか?ここでは、リハビリに力を入れたデイサービスで取り入れられている運動・リハビリ体操などのサービス内容をご紹介していきます。

デイサービスで体操をおこなう目的とは?

 そもそも高齢者の方向けのリハビリ体操には、どのような目的や効果が期待されているのか下記にご紹介します。

身体機能の維持と向上

 大切なご自宅で、日常生活動作を不安なく行っていただくために、無理のない範囲で身体を動かしていただきます。リハビリや体操を継続的に行うことで、筋力を維持できることはもちろん、身体機能向上も期待できます。

日常生活に運動習慣を取り入れることで、身体機能低下を予防

 ご自宅で運動しようと思っても、日常生活の中で習慣にするのは、転倒などのリスクもあり難しいものです。スタッフが見守りの元、体操をしていただくので安心して取り組んでいただけます。身体を動かす機会を増やすことで、身体機能の低下を予防することができます。

仲間と運動することで孤立感を解消できる

 体力に自信がなくなってくると、外出の機会が少なくなり、家族に迷惑をかけたくないと家で留守番役を自ら選んでしまう高齢者の方も少なくありません。デイサービスに通所されている方のほとんどが、同年代であるため利用者間でコミュニケーションが生まれ、仲間と共に運動することで社会参加にもつながります。また、認知機能を維持し、孤立感を解消できることが期待できます。

ご家族の介護負担の軽減

 機能訓練を通して、利用者さん自身の自立度があがると、ご家族の心の余裕が生まれ、利用者さん自身の精神状態も安定すると考えられています。

デイサービスでの体操は、個別でやるの?集団でやるの?

 利用者さんの中では、みんなとの体操についていけるか不安を抱える方や、ケガや疾患などにより、内容によっては自分にできるのか不安に思う方もいると思います。ケガや疾患がある方でも、安心して行っていただける様に機能訓練指導員(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師またはあん摩マッサージ指圧師)が利用者さん一人ひとりの体調や状態に合わせて。その方に適した方法でメニューを考えます。 

【個別でのリハビリ体操】
その方に個別に必要な運動メニューの実施を行います。

【集団でのリハビリ体操】
施設のほとんどが「レクリエーション」の一環として取り入れているところも多く存在します。レクリエーションと聞くと、運動に不安をお持ちの方でも、なんだか楽しく訓練が行えそうですよね?集団でのリハビリ体操は、基本「椅子に座った状態でできる体操」をスタッフがサポートや見守りながらのため安心して行っていただけます。

集団でのリハビリ体操の風景

デイサービスの機能訓練では、実際どのようなことをやるの?

 ここでは、大きく3つに分けて訓練内容をご紹介していきます。

個別での機能訓練

 機能訓練指導員が、利用者さん一人ひとりにモニタリングを通して、利用者さんが日常生活の中で不安に感じている動作や、身体の状態を伺った上で、「こういうことがしたい」「こうなっていたい」という目標とするゴールまで伺い、その実現に向けて適したメニューを考えます。

個別機能訓練風景

リラクゼーション

機能訓練士が、利用者さんの身体の状態に合わせて、筋肉のほぐしや可動域の回復・をメインとし行っていきます。日頃身体に負担がかかってしまっている部位をほぐし、全身の血流の循環を整えることで、手足の動きやすさ、リラックス状態を引き出します。ホットパックなど温熱療法を併用し循環の改善や痛みの緩和を図ります。

関節運動・筋力訓練

病気・疾患によって筋肉や関節に固さを生じることがあり、上記のリラクゼーションをしながら関節の動く範囲を広げる訓練を行っていきます。合わせて筋肉が正しく動くように刺激しながら運動を指導していきます。

マシントレーニング

筋力・体力の維持や向上を目的としている方が医療用のマシンを使用し、普段使わない筋肉の活性化を図ります。

【主な医療用マシーン】

  • レッグプレス:膝関節が悪い方でも関節の位置を細かく調整できて運動療法を行えます
  • エルゴメーター:バイタルを確認しながら細かく負荷の調整が行えます
  • レッグエクステンション:歩行に大切な膝の伸展筋を鍛えるのに細かな調整が可能です

マシントレーニングの風景

集団での道具を使わない体操

 基本「椅子に座った状態でできる体操」をスタッフが介助や見守りのもと安心して行っていただけます。

体幹のストレッチ

胸を丸めて、反る運動を行うことで胸椎の柔軟性を高めます。「円背姿勢の予防や改善」に効果があります。

首のストレッチ

首は、下を向く癖がつきやすいことから、首を横に向けたり、回転運動をすることで「肩こりの予防」「咀嚼・嚥下機能の維持」「バランス能力の維持」に効果があります。

首のストレッチ風景

首のストレッチ風景

肩のストレッチ

肩を意図的に動かすことで、「入浴時の動作」「衣服の着脱」などをスムーズにする効果があります。

肩のストレッチ風景

肩のストレッチ風景

腰のストレッチ

胸を膝につけることを意識し、腰全体を折り曲げ、腰の柔軟性を図ります。この動作は、日常生活での「靴や靴下の着脱」をスムーズにする効果があります。

腰のストレッチ風景

腰のストレッチ風景

 運動を行う上で常日頃から取り入れていただきたいポイントは深呼吸です。運動の中で呼吸を意識するトレーニングは別名「呼吸トレーニング」とも言われます。深呼吸が?と思われる方も多くいらっしゃるかもしれませんが、無意識のうちに呼吸回数が、常に早くなってしまったり、浅い呼吸のまま生活されている場合があります。

 腹式呼吸を意識して深呼吸を行うと腹筋を鍛えることもできるので、尚効果的です。そうすることにより、心身共に安静状態になるので、それだけでもリラックス効果が期待できます。それ以外でも身体全身を使うことで、血行もよくなり内側から温めることができます。また、集団でやる最大のメリットは音楽やリズムに合わせて仲間と共に身体を動かすことで、ストレス発散にもつながり、楽しみながら体操を行うことができます。

集団での道具を使った体操

 こちらも「椅子に座った状態でできる体操」です。レクリエーションのような形で、ボールや、タオルにペットボトルと、、さまざまな道具を使用しながら、肩・腕・脚の筋肉を鍛えることができます。具をしようすることで、身体の筋肉がほぐしやすくなったり、動かしにくかった筋肉を動かすことが出来るようになります。使用する道具の多くは、一般的なご家庭にあるものばかりですので、ご自宅でもすきま時間に取り入れていただくことができます。※ご自宅で行う際は、転倒などに注意しながら行って下さい。

関連記事

TOP