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パワーリハビリデイサービスとは

パワーリハビリデイサービス

 パワーリハビリという言葉をご存知ですか?「パワー」と聞くと、“激しい運動”“筋力強化”と少し不安に思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。ここでは、パワーリハビリとはどんなものなのか、またパワーリハビリを取り入れているデイサービスの訓練内容を詳しくご紹介していきます。

パワーリハビリってどんなもの?

 冒頭でもお伝えしたように、パワーリハビリテーションは、筋力強化を目的としたリハビリテーションではありません。マシントレーニングを使用し、全身に軽い負荷をかけることで凝り固まった筋肉をほぐし、使わなくなった筋肉を活性化させ、体力を維持・改善させることを目的としています。

パワーリハビリってどんな人に有効なの?

 パワーリハビリが最大のターゲットとしているのは「老化にする体の弱まり(活動力)」です。要介護化にいたる根本原因が老化にあると考え、動作性の低下、体力の低下を改善し、最終的には行動全体が活発になることを目指します。さらに脳卒中等の病気や障害そのものも改善する促進因子の影響が期待されるのがパワーリハビリです。以下のようなご病気の方に効果が期待できます。

認知症の方への効果

 身体的な虚弱や寝たきりだけでなく、認知症(特に重度の認知症)の改善に効果があることがわかってきています。これは近年わかってきた、運動が認知症の予防と改善に有効であること、筋肉の収縮に伴い呆けや認知症と関係の深い神経物質が分泌されることと関係しているものと思われます。

パーキンソン病・症候群等の神経難病への効果

 パーキンソン病やパーキンソン症候群の例では2週間ほどの短期間のパワーリハで劇的に改善する事例が多くみられています。これもまた運動に伴って病気と関係の深い神経物質が分泌されるためと考えられています。また脊髄小脳変性症で寝たきりとなった方がつかまり歩きが可能となる例なども事例とあり、神経難病にも効果があることがわかっていきます。

慢性期脳卒中の麻痺への効果

 何年も前に脳卒中にかかり、かたく動かなくなった手足がパワーリハビリで実用的な状態まで改善する事例があり、パワーリハビリによる反復した正しい運動により固さが緩和されて動きが改善されたと考えられます。

腰痛や膝痛に対する効果

 パワーリハビリにより姿勢が改善すると背骨や膝への体重のかかり方が改善され、痛みの改善にもつながります。

パワーリハビリは筋力強化とは違うの?

 これまで高齢者が身動きが不自由になったり、寝たきりになるのは筋力が弱くなったためと考えられていました。しかし高齢の方に強い筋力訓練は大変危険です。重い負荷がかかった際に起こる息をこらえるような運動は心不全や脳梗塞などのリスクを伴います。パワーリハビリは筋力訓練とは違い負荷は軽いものでよく、「普段使っていない筋肉を活性化させる」というポイントが筋力訓練とは大きく異なります。

パワーリハビリデイサービスではどんな機械を使うの?

 パワーリハビリデイサービスで使用するマシーンは医療用トレーニングマシンとして、負荷設定がきめ細かく、様々な姿勢に対応できる特徴をもっており、虚弱・要介護者の運動に適しています。パワーリハビリデイサービスで主に中心に使用されているのは下記の6機種のマシーンです。

【※参考写真:当社コンパスのパワーリハビリの機器写真】

レッグプレス

レッグプレス

レッグプレスとは、脚を押し出す運動で、お尻と太もも前の筋肉を鍛えます。脚を押し出す動きは、立ち上げるときや、歩くときに重要な筋肉を活性化できます。

ヒップアブダクション

ヒップアブダクション

脚を外に開いたり、内に閉じたりする運動で、骨盤を支える筋肉を鍛えます。歩くときにふらつきがある方に非常に有効な骨盤周りの筋肉を活性化できます。

ローイング

ローイング

バーを握り、腕を後ろに引く運動を行います。腕を引くことで背骨や肩甲骨が動き、姿勢が良くなる効果が期待できます。猫背の姿勢が改善し、歩き方が安定します。

チェストプレス

チェストプレス

バーを握り、腕を前方に押し出す運動を行います。胸の筋肉を鍛えるだけでなく、肩の筋肉も鍛えらます。またグリップの握り方を変える事によって二の腕のトレーニングにもなり、衰えがちな腕や肩周りの筋肉を活性化できます。

レッグエクステンション

レッグエクステンション

レッグエクステンションとは、脚を伸ばす運動で、太ももの前の筋肉を鍛えます。膝の筋肉は体内で最も筋肉量の多い筋肉で、歩いたりしゃがんだりと日常動作に非常に大事な筋肉を活性化できます。

トーソ(FX/EX)

トーソ(FX/EX)

上体を前に傾ける運動で、体幹のバランスが改善します。バランスの改善により体がふらつかず、立ち上がったり座り込む動作が安定します。

マシーントレーニング流れ

 パワーリハビリを取り入れたデイサービスで行っているプログラムは12週間を1クールとして実施していくことが多いです。マシントレーニングはトレーニング開始後3週間ほどの「準備期」と、その後の終了までの「トレーニング期」があります。

【参考】パワーリハのプログラムを含むデイサービスの一日の流れ

  1. ご利用者様来所
  2. 問診や健康チェック
  3. 準備体操・ストレッチ
  4. マシーントレーニング
  5. 整理体操

準備期

 開始から3週間程度が準備期となります。準備期とはマシンに慣れ、動かし方やフォーム、タイミングなどのコツをつかみ、うまく運動ができるようにする練習期間の時期です。

トレーニング期

 準備期で覚えた正しい運動と、負荷を調整していく時期です。過大な負荷を避けて、あくまで普段使っていない筋肉の活性化を目的に運動を行います。

パワーリハビリを行うための健康上の要件

 パワーリハビリを行うデイサービスに通うにあたり、注意すべき健康上の要件をご紹介します。

  •  現在健康で治療中の病気がない
  •  6ヵ月以内に心臓発作や脳卒中発作を起こしていない
  •  主治医から次のような活動制限を指示されていない
    1.「入浴」の制限
    2.階段の昇り降りの制限
    3.散歩の制限

 健康上の要件を満たさない場合や、少しでも判断に迷う場合はかかりつけ医に、ご相談をするようにしましょう。

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