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放課後デイサービス開業に必要な資格や社会的役割について

放課後デイサービスを開業するための資格

 ここでは放課後デイサービスの開業を検討している方に向け、開業するために必要な資格について、また社会的な役割についてご紹介します。是非参考にしてください。

放課後等デイサービスの開設に必要な資格や人員基準

 放課後デイサービスを開業するにあたり、開設者に特別な資格は必要ありません。しかし、開業する条件として、人員基準を揃える必要があります。下記にまとめましたので参考にしてください。

管理者 常勤1名配置
他職種との兼務も可能(資格要件なし)
児童発達管理責任者

常勤1名以上
原則として、⑴または⑵いずれかの要件を満たしていることが条件

①実技試験
障がい者の保険・医療・福祉・就労・教育の分野における直接支援・相談支援業務の実技経験がある者。

①研修修了者

  • サービス管理責任者研修
  • 相談支援従事者研修

両研修を修了している者

児童指導員または保育士

常勤1名以上
以下、定員合計数に応じて配置人数が異なります。

  • 0~10名の場合:2人以上配置
  • 11~15名の場合:3人以上配置
  • 16~20名の場合:4人以上配置

※令和3年度の報酬改定により、人員基準の改正が行われました。以前までの「障害福祉サービス経験者」が廃止され、以下に変更されています。

機能訓練担当職員

常勤1名以上

専門職員

  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 保育士
  • 看護師(重症心身障がい児対象施設のみ1名以上配置)
  • 大学で心理学を専修し卒業した者で個人及び集団心理療法の技術を有する者
  • 国立障害者リハビリテーションセンター学院の視覚障害学科を履修した者、またはこれに準ずる視覚障害者の生活訓練を専門とする技術者養成研修修了者

※令和3年度の報酬改定により、新たに「専門的支援加算」が新設されました。これにより、リハビリからの専門的支援をサービスの一つとして、取り入れる場合は必須になります。

放課後等デイサービスの社会的な役割について

 放課後等デイサービスの役割は、学校・家庭とは異なる「第三の居場所」として、存在しているのはもちろんですが、主な役割としては、就学中の児童を対象に自立支援を目的とした訓練、余暇活動、創作活動、社会交流など様々な支援内容を組み合わせてサービス提供を行っていきます。また、お仕事をされているご家族のサポート役としてもニーズが年々高まっており、今や社会貢献事業として、民間企業も多く参入し、多方面から注目を集めている事業です。

 放課後等デイサービスを通して、学校や家庭とは異なる環境での集団生活への適応能力・自立した生活の獲得を目指した支援を行っています。また、これらのサービス提供は、デイサービス単体で行うのではなく、学校の担当教諭やご家族と連携しながら本人を支えるチームの一員として支援を行っていくことがとても重要です。

最後に

当社のデイサービスは全国にフランチャイズ展開をしていますので、介護・デイサービス運営にご興味をお持ちの方は是非、下記までご連絡、ご相談ください。

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